周辺特許情報
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毛様体周縁部様構造体の製造方法
本発明は、網膜組織を含むヒト多能性幹細胞由来の細胞凝集体から、毛様体周縁部様構造体を含む細胞凝集体を製造する方法に関する。当該毛様体周縁部様構造体から、層構造を有し連続した神経網膜が高頻度に形成され得る。
- 特許番号
- 特許第6393614号
- 出願人
- (株)住友化学、ほか
心筋モデル細胞の作製方法
本発明は、心筋モデル細胞の作製方法に関し、以下の工程を含む;(a)iPS細胞から心筋細胞又は心筋前駆細胞を分化させる工程、(b)工程(a)で得られた心筋細胞又は心筋前駆細胞を含むコロニーを単一細胞に分離する工程、(c)KCNJ2遺伝子を組み込み、Kir2.1チャネルを発現可能なベクターを調製する工程、(d)工程(b)で分離した細胞を工程(c)で調製したウイルスベクターに感染させる工程、(e)心臓トロポニンT、コネキシン43、又はα-アクチニンのうち少なくとも1つの細胞内因性遺伝子を発現し、かつ、Kir2.1チャネルを発現する細胞を選択する工程、および(f)工程(e)で選択された細胞に10-30nMのE4031を作用させる工程。
- 特許番号
- 特許第6393883号
- 出願人
- (公財)ヒューマンサイエンス振興財団
ポリペプチド組成物およびこれを用いた多能性幹細胞の培養方法
本発明は、多能性幹細胞の培養性能を有し、かつ多能性幹細胞に対する接着性能を有する、ポリペプチド組成物(ヒトビトロネクチンのアミノ酸配列の改変組成物)に関する。
- 特許番号
- 特許第6388872号
- 出願人
- 富士フイルム(株)
多能性幹細胞の安定した未分化維持増殖を行うための培養方法
本発明は、(1)エタノールアミン、同類縁体、ならびにそれらの薬学的許容可能な塩からなる群から選択される少なくとも1つが、11μM~200μMの濃度で添加され、(2)β-メルカプトエタノールを実質的に含まないか、あるいはその濃度が9μM以下であり、さらに(3)アルブミンが添加され、培地中のアルブミンの脂肪酸担持量が9mg/g以下であることを特徴とする、多能性幹細胞の未分化維持増殖用の培地に関する。
- 特許番号
- 特許第6380109号
- 出願人
- 味の素(株)
プライム型多能性幹細胞からキメラ形成能を向上させた多能性幹細胞を製造する方法並びにそのための組成物および組合せ
本発明は、プライム型多能性幹細胞をより未分化な状態にする方法に関し、プライム型多能性幹細胞を、Wnt/βカテニンシグナル抑制状態かつSTAT3シグナル活性化状態にすることを含む。好ましい形態として、本方法はプライム型多能性幹細胞のキメラ形成能を向上させる目的で使用される。
- 特許番号
- 特許第6366944号
- 出願人
- 東京大学
多能性幹細胞培養方法
本発明は、未分化能を維持しつつ、嗅覚または味覚受容細胞への分化指向性が付与されたヒトES/iPS細胞を製造する方法に関し、ヒト由来FGFC(FGF1の特定一部領域をFGF2の対応領域に置換したキメラタンパク質)を用いてヒトES/iPS細胞を培養することを含み、当該FGFCは明細書記載の一定のアミノ酸配列からなるポリペプチドである。
- 特許番号
- 特許第6351952号
- 出願人
- (国研)産業技術総合研究所
多能性幹細胞の調製方法
本発明は、哺乳動物間葉系幹細胞を浮遊培養し、細胞塊を形成させる工程を含む多能性幹細胞の調製方法に関し、前記浮遊培養は以下の(A)又は(B)を含む溶液中で行われる;(A)ジェランガム若しくはその誘導体又はそれらの塩、(B)デキストラン若しくはその誘導体又はそれらの塩。本方法によれば、多能性を有しかつ腫瘍化リスクが低い細胞を製造することができる。
- 特許番号
- 特許第6353452号
- 出願人
- (株)大塚製薬工場
EGF受容体阻害剤を含む多能性幹細胞の心筋分化促進剤
本発明は、多能性幹細胞の心筋分化誘導方法に関し、該方法は、(1)多能性幹細胞をWntシグナル活性化剤を含む培地中で培養する工程、および(2)工程(1)の後、前記細胞をEGF受容体阻害剤を含む培地中で培養する工程であって培養期間の全体または一部においてEGF受容体阻害剤およびWntシグナル阻害剤を含む培地中で細胞を培養する工程を含み、培養が浮遊培養により行われる。
- 特許番号
- 特許第6351567号
- 出願人
- 京都大学
新規ペプチド及びその用途
本発明は、明細書記載のアミノ酸配列からなるペプチド、または当該配列から一定のアミノ酸が置換、欠失、及び/又は付加されたアミノ酸配列からなる、膵臓ホルモン産生細胞の増殖促進作用及び/又は当該細胞への分化誘導促進作用を有するペプチドに関する。本発明はさらに、当該ペプチドを使用した多能性幹細胞から膵臓ホルモン産生細胞の分化誘導方法に関する。
- 特許番号
- 特許第6352908号
- 出願人
- 埼玉医科大学
アミノ酸組成変更培地を用いた幹細胞の分化誘導方法、及び該培地を含む培地キット
本発明は、哺乳動物由来の多能性幹細胞を分化誘導する方法であって、(a)該多能性幹細胞をメチオニンを含まない多能性幹細胞の未分化維持培地で培養する工程、および(b)工程(a)で培養した多能性幹細胞を、分化誘導培地で培養して分化誘導する工程を含む。本発明において、幹細胞の分化誘導の前に、メチオニンを除去した培地(未分化維持培地)で培養することにより、効率の良い分化誘導が可能になることが見出された。
- 特許番号
- 特許第6351018号
- 出願人
- 熊本大学、ほか
多能性幹細胞の分化
本発明は、多能性幹細胞から膵臓ホルモン発現細胞を誘導する方法に関し、以下の工程を含む;(a)多能性幹細胞を胚体内胚葉系に特徴的なマーカーを発現する細胞集団へと分化させる工程、(b)工程(a)で得た細胞を原始腸管細胞集団へ分化させる工程、(c)工程(b)で得た細胞集団を後部前腸の細胞集団へ分化させる工程、(d)工程(c)で得た細胞集団をCYP26A阻害剤を含む培地で培養し膵内分泌前駆細胞集団へ分化させる工程、(e) 工程(d)で得た細胞集団をBMP阻害剤およびALK5阻害剤含む培地で培養し未成熟な膵臓ホルモン発現細胞へ分化させる工程、および(f)工程(e)で得た未成熟な膵臓ホルモン発現細胞をBMP阻害剤、ALK5阻害剤およびビタミンA を含む培地で培養し膵臓ホルモン発現細胞へ分化させる工程。
- 特許番号
- 特許第6353951号
- 出願人
- ヤンセン バイオテツク,インコーポレーテツド
細胞および組成物の調製方法
本発明は、成人赤血球を調製する方法に関し、(i) エキソビボ供給源(iPS細胞である場合を含む)から幹細胞または細胞系を得る工程、(ii) 該細胞を規定培地中で培養する工程、(iii) 該細胞を転写因子BCL11AおよびEKLFで改変する工程、および(iv)該細胞中の胎児グロビンを成人グロビンへと変換する工程を含む。 本方法は、該細胞がiPS細胞から誘導され、かつ、細胞を除核するさらなる工程を含んでも良い。
- 特許番号
- 特許第6363956号
- 出願人
- エヌエイチエス ブラッド アンド トランスプラント
人工多能性幹細胞の分化誘導方法
本発明は、iPS細胞から内胚葉系細胞を分化誘導する方法に関する。本発明において、基材上にポリエチレングリコールを固定化し部分的に酸化及び/又は分解処理を施して細胞接着性とした細胞培養基材であり、かつ細胞接着領域が一定の面積範囲を有するものを用いてiPS細胞を培養すると、外胚葉系遺伝子や中胚葉系遺伝子が発現亢進しないのに対し、内胚葉系遺伝子のみが発現亢進することが見出された。
- 特許番号
- 特許第6363401号
- 出願人
- 大日本印刷(株)
変異型ヘマグルチニン複合体タンパク質、及びそれを用いた多能性を有する幹細胞の培養方法
本発明はB型ボツリヌス菌由来の変異型ヘマグルチニン複合体タンパク質に関し、該複合体タンパク質は、サブコンポーネントHA2及びHA3を少なくとも含み、かつ、HA2及びHA3のアミノ酸配列の少なくとも一つに一定の変異を有する。本発明はさらに、当該複合体タンパク質の存在下で細胞培養することを含む、多能性幹細胞の培養中に発生した未分化状態を脱した細胞を除去する方法に関する。
- 特許番号
- 特許第6355736号
- 出願人
- 大阪大学
造血前駆体の集団および造血前駆体のための幹細胞を富化する方法
本発明は、造血前駆体について幹細胞の集団を富化する方法であり、(a)ヒトES細胞またはヒトiPS細胞の集団において造血系分化を誘導する工程、および(b)該集団を、CD43およびCD34の発現に基づいて選別し、CD34+CD43-画分を選択する工程を含み、前記造血系分化を誘導する工程は、分化の2-4日目にアクチビン/ノーダルシグナルを阻害する工程(好ましい形態としてSB-431542とともに培養する工程)を含む。
- 特許番号
- 特許第6344821号
- 出願人
- ユニバーシティ・ヘルス・ネットワーク 他
幹細胞よりナチュラルキラー細胞を発生させる方法
本発明は、未分化幹細胞よりナチュラルキラー細胞(NK細胞)を作製するための方法に関し、無血清培地中で前記未分化幹細胞を遠心凝集させ遠心胚様体を形成する工程、前記遠心胚様体を培養し造血前駆細胞を誘導する工程、第2の無血清培地中で前記造血前駆細胞を培養してNK細胞を作製する工程、および前記NK細胞を不活化人工抗原提示細胞(aAPC)と共培養する工程を含む。
- 特許番号
- 特許第6339998号
- 出願人
- カウフマン, ダン エス、ほか
多能性幹細胞の増殖促進因子のスクリーニング法
本発明は、多能性幹細胞に対する増殖促進因子をスクリーニングする方法に関し、(a) L-アスコルビン酸、インスリン、トランスフェリン、セレン及び炭酸水素ナトリウムを含む無血清培地においてフィーダー細胞を培養し、生成した馴化培地を回収する工程、及び(b) 回収した馴化培地に含まれる多能性幹細胞に対する増殖促進因子を検出する工程を含む。本発明はさらに、当該馴化培地を用いて無フィーダー培養することを含む多能性幹細胞の増殖方法に関する。
- 特許番号
- 特許第6336976号
- 出願人
- (株)カネカ、ほか
多能性幹細胞の分化の度合いを判別する方法
本発明は、多能性幹細胞の分化の度合いを判別する方法であり、多能性幹細胞の撮影画像に基づいて平坦度を決定するステップと、決定した平坦度に基づいて多能性幹細胞の分化の度合いを判別するステップを含む。具体的には、細胞表面又は細胞集団の表面がより平坦であれば、細胞はより未分化であり、細胞表面又は細胞集団の表面がより平坦でなければ、細胞はより分化したものである。
- 特許番号
- 特許第6346347号
- 出願人
- 浜松ホトニクス(株)
多能性幹細胞の心筋分化を促進する化合物
本発明は、明細書に特定される化合物またはその塩に関する。さらに、該化合物またはその塩を含む多能性幹細胞の心筋分化促進剤に関する。
- 特許番号
- 特許第6333830号
- 出願人
- 京都大学
細胞の分化状態の評価方法
本発明は、培養上清におけるキヌレニンの存在量を比較することによる細胞分化状態の評価方法に関する。
- 特許番号
- 特許第6332440号
- 出願人
- (株)島津製作所
人工多能性幹細胞を作製するための化学的手法と遺伝的手法の組み合わせ法
本発明は、細胞療法のための治療的組成物を作製する方法に関し、該方法は(a)(i) Oct、Klf、およびSoxポリペプチドをコードするポリヌクレオチドを含む1つまたは複数の発現カセット、または(ii) 外因性Oct、Sox、およびKlfポリペプチドを体細胞に導入する工程、(b) 該体細胞と、GSK3インヒビター、MEKインヒビター、およびTGFβ受容体/ALK5インヒビターを接触させる工程、ならびに(c) 工程 (a)および工程(b)から得られた細胞を所望の細胞タイプに分化させる工程を含み、該治療的組成物は工程(c) から得られた細胞を含む。
- 特許番号
- 特許第6321733号
- 出願人
- ザ スクリプス リサーチ インスティテュート
アロNKT細胞を用いた免疫療法およびそのためのT細胞抗原受容体(TCR)遺伝子のα鎖領域が均一なVα-Jαに再構成されている細胞および該細胞由来NKT細胞のバンキング
本発明は、TCR遺伝子のα鎖領域がNKT細胞受容体特異的な態様で均一なVα-Jαに再構成されている細胞(該細胞が多能性幹細胞の場合を含む)から分化させて得られる該再構成が維持されたNKT細胞を含む、がん、感染症、アレルギー疾患または自己免疫疾患の治療剤、ならびにその製造方法に関する。
- 特許番号
- 特許第6320473号
- 出願人
- (国研)理化学研究所
多能性幹細胞からの胚体内胚葉の効率的な誘導
本発明は、ヒトES細胞またはヒトiPS細胞を胚体内胚葉へ分化させる方法に関し、(i)アクチビンA及び他の誘導因子が存在しない条件で2μM以上のCHIRを含む培地で幹細胞を培養する工程、およびその後に(ii)60ng/ml以上のアクチビンAを含む培地で幹細胞を培養する工程を含む。
- 特許番号
- 特許第6312591号
- 出願人
- ノヴォ ノルディスク アー/エス、ほか
多能性幹細胞から血液細胞または心筋細胞を製造する方法
本発明は、多能性幹細胞から血液細胞または心筋細胞を製造する方法に関し、該方法は多能性幹細胞に由来する中胚葉細胞を含む細胞集団から、細胞表面におけるCAR(coxsackievirus and adenovirus receptor)の発現を指標として、血液細胞への分化能を有する細胞または心筋細胞への分化能を有する細胞を単離することを含む。
- 特許番号
- 特許第6305186号
- 出願人
- (国研)医薬基盤・健康・栄養研究所
多能性幹細胞の判別方法
本発明は、細胞画分から未分化細胞由来の正電荷タンパク質を調製してSERSチップ上に吸引し、表面増強ラマンスペクトル法により1350㎝-1近辺と1550㎝-1近辺のピーク(クロマチンピーク)発現を指標として、未分化細胞と分化多様性維持細胞を判別することを特徴とする多能性幹細胞の判別方法に関する。
- 特許番号
- 特許第6312393号
- 出願人
- (有)マイテック
霊長類胚性幹細胞の培養
本発明は、支持細胞および血清を必要としないヒト多能性幹細胞の培養方法に関し、幹細胞をアミノ酸類、ビタミン類、塩類、無機物類、トランスフェリン、インスリン、アルブミン及びFGF(FGF4、FGF9、FGF17及びFGF18からなる群から選択され、最少濃度100 ng/ml)を含む培養液中で培養することを含む。
- 特許番号
- 特許第6314193号
- 出願人
- ウィスコンシン アラムニ リサーチ ファンデーション
網膜色素上皮細胞シートの製造方法
本発明は、網膜色素上皮細胞層及び血管形成細胞層を含む細胞シートの製造方法に関し、 網膜色素上皮細胞層と血管形成細胞層を積層する工程を含む。好ましい形態のひとつとして、該網膜色素上皮細胞は、iPS細胞を分化誘導して得られた細胞である。
- 特許番号
- 特許第6292557号
- 出願人
- (独)理化学研究所
多能性幹細胞の培養システム及び多能性幹細胞の継代方法
本発明は、多能性幹細胞の培養システムに関し、該システムは浮遊培養するための培養容器、廃液容器、新鮮培地容器、該廃液容器への流れにおいて培地中の多能性幹細胞をトラップするトラップ部、ならびに多能性幹細胞の細胞塊を分割可能なメッシュを有する継代用フィルタ部を備えることを特徴とする。
- 特許番号
- 特許第6292415号
- 出願人
- ニプロ(株)
神経前駆細胞を用いた細胞治療における移植補助剤
本発明は、ゾニサミドを有効成分として含有する、神経前駆細胞の移植補助剤に関する。
- 特許番号
- 特許第6290876号
- 出願人
- 大日本住友製薬(株)
内胚葉細胞および肝実質細胞の組成物ならびにそれらの細胞を入手および使用する方法
本発明は肝実質細胞集団を製造する方法に関し、以下の工程を含む;(i) PI3Kα選択的阻害物質の有効量およびアクチビンAの有効量と共に幹細胞集団を培養し内胚葉細胞集団を製造する工程、および(ii)有効量のアクチビンAを含有し、かつ他の増殖因子を欠く培地において肝実質細胞の集団を入手するに十分な条件の下で該内胚葉細胞を培養する工程。
- 特許番号
- 特許第6301316号
- 出願人
- エフ.ホフマン-ラ ロシュ アーゲー
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