周辺特許情報

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周辺特許情報

ヒト分化細胞由来多能性幹細胞に由来する胚様体及び/又は神経幹細胞の培養方法

本発明は、ヒト分化細胞由来多能性幹細胞から高次ニューロスフェアを製造する方法に関し、(i)該多能性幹細胞から胚様体を形成させる工程、(ii)前記胚様体に由来する細胞をFGF-2及びLIFを含有する培地で培養し1次ニューロスフェアを形成させる工程、および(iii)前記1次ニューロスフェアをFGF-2及びLIFを含有する培地で培養し高次ニューロスフェアを形成させる工程を含む。
特許番号
特許第6099867号
出願人
(学)慶応義塾

ラミニンフラグメントが乾燥状態でコーティングされている細胞培養器具

本発明は、ラミニンα5β1γ1E8フラグメントおよびラミニンα5β2γ1E8フラグメントから選択される少なくとも1種のラミニンE8フラグメントであるインテグリンα6β1結合活性を有するラミニンフラグメントまたはその改変体が乾燥状態で細胞と接触する表面にコーティングされている細胞培養器具に関する。さらに、該細胞培養器具を用いる哺乳動物細胞の培養方法(iPS細胞であっても良い)の培養方法に関する。
特許番号
特許第6101351号
出願人
大阪大学

細胞培養基材、およびそれを用いた細胞培養方法並びに多能性幹細胞の分化誘導方法

本発明は、IGFBP4のThyドメインまたは該ドメインと90%以上相同なアミノ酸配列および(GVGVP)n (nは65以上)で表される繰り返し配列を含みWnt受容体と結合する融合タンパク質を、37℃で表面に固定することを特徴とする細胞培養基材の製造方法に関する。さらに、該細胞培養基材を用いて多能性幹細胞を増殖させる細胞培養方法、ならびに該細胞培養基材を用いて多能性幹細胞を心筋細胞へ分化させる心筋細胞の製造方法に関する。
特許番号
特許第6105854号
出願人
ソマール(株)

幹細胞をイメージングするための組成物及び方法

本発明は幹細胞の様々な分化のステージをモニタリングするように構成された発現ベクターに関し、Oct4プロモーターを含む第1の発現制御配列と機能的に連結された第1のレポーター核酸配列、およびGATA4タンパク質の結合に応答する応答要素であってGATA4タンパク質結合配列の4回以上の反復を含む応答要素を含む第2の発現制御配列と機能的に連結された第2のレポーター核酸配列を含む。
特許番号
特許第6106436号
出願人
ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ、ほか

分化細胞の新規製造法

本発明は、細胞を分化誘導して特定の細胞を製造する方法に関し、所望の分化段階の細胞(ES細胞又はiPS細胞から分化誘導された細胞であっても良い)を増幅するために当該細胞内で癌遺伝子を強制発現させることを含む。
特許番号
-
出願人
東京大学

細胞判定方法、細胞判定装置及び細胞判定プログラム

本発明は、細胞内のグリコーゲンの含有量に基づいて細胞種を判定する細胞判定方法に関し、(i)細胞の光路長データを取得する工程、(ii)該光路長データから細胞の光路長指標を算出する工程、(iii)該光路長指標を閾値と比較する工程、および(iv)比較した結果に基づき細胞内のグリコーゲン含有量の多い細胞種(多能性幹細胞)または細胞内のグリコーゲン含有量の少ない細胞種(分化した多能性幹細胞)を判定する工程を含む。
特許番号
-
出願人
浜松ホトニクス(株)

ポリロタキサンブロック共重合体表面を有する培養器を用いた幹細胞の培養方法

本発明は、多能性幹細胞の未分化性を維持するための細胞培養方法に関し、ポリロタキサンブロック共重合体で被覆された表面を有する培養器上で該多能性幹細胞を培養する工程を含む。
特許番号
-
出願人
東京医科歯科大学、ほか

多能性幹細胞から中胚葉前駆細胞および血液血管前駆細胞への分化誘導法

本発明は、多能性幹細胞をラミニン511またはその断片でコーティングされた培養器材上にてBMP、VEGFおよびGSK3β阻害剤を含む培養液中で接着培養することで中胚葉前駆細胞を製造する方法、ならびに当該方法で得られた中胚葉前駆細胞をVEGF、SCF、bFGFおよびTGFβ阻害剤を含む培養液中で接着培養することで血液血管前駆細胞を製造する方法に関する。
特許番号
-
出願人
京都大学

分化細胞の生産方法およびiPS細胞の未分化細胞の除去方法

本発明は、(i)大気圧プラズマを緩衝液または培養液に照射して処理液とする工程、(ii)iPS細胞を分化させて分化細胞とする工程、および(iii)前記iPS細胞または前記分化細胞を前記処理液に浸漬する工程を含み、工程(iii)は工程(ii)における分化の開始前から分化後までの間の期間に実施されることを特徴とする未分化iPS細胞の除去方法に関する。
特許番号
-
出願人
名古屋大学

ヒト胚性幹細胞の分化

本発明は、細胞集団のうち、80%超の細胞が胚体内胚葉系に特徴的なマーカーを発現する細胞集団を生成する方法に関し、(a)多能性幹細胞集団を培養する工程、および(b)グルコース濃度が10.5mMを超えない培地中で、該多能性幹細胞集団を細胞集団のうち80%超の細胞が胚体内胚葉系に特徴的なマーカーを発現する細胞集団へと分化させる工程を含む。
特許番号
-
出願人
ヤンセン バイオテツク,インコーポレーテツド

SIRPA発現に基づく多能性幹細胞に由来する心筋細胞前駆細胞および心筋細胞を濃縮するための方法

本発明は、多能性幹細胞に由来する心筋細胞前駆細胞および心筋細胞を、SIRPAの発現に基づいて濃縮するための方法に関する。
特許番号
-
出願人
ユニバーシティー ヘルス ネットワーク

幹細胞から中胚葉系細胞、内胚葉系細胞又は中内胚葉細胞への分化誘導剤

本発明は、トランス-4-ヒドロキシ-L-プロリンを有効成分として含有することを特徴とする、多能性幹細胞から中胚葉系細胞、内胚葉系細胞及び中内胚葉細胞から成る群から選ばれる一種以上の細胞への分化誘導剤に関する。
特許番号
特許第6076624号
出願人
日本メナード化粧品(株)

幹細胞から中胚葉系細胞、内胚葉系細胞又は中内胚葉細胞への分化誘導剤

本発明は、サルコシンを含有することを特徴とする、多能性幹細胞から中胚葉系細胞、内胚葉系細胞及び中内胚葉細胞から成る群から選ばれる一種以上の細胞への分化誘導剤に関する。さらに、サルコシンの存在下で多能性幹細胞を培養して、当該群から選ばれる一種以上の細胞へ分化誘導する工程を含む、中胚葉系細胞、内胚葉系細胞又は中内胚葉細胞の製造方法に関する。
特許番号
特許第6076625号
出願人
日本メナード化粧品(株)

神経幹細胞を調製するための培養培地およびその使用

本発明は、幹細胞を培養するための基礎培地、GSK阻害剤 CHIR99021、MEK阻害剤 PD0325901、TGF-β阻害剤 A83-01、ROCK阻害剤 チアゾビビン、およびBMP阻害剤 DMH1を含む、神経幹細胞を調製するための培地に関する。さらに、該培地を使用して体細胞を培養することを含む神経幹細胞の調製方法に関し、前記体細胞は当該体細胞から前記神経幹細胞への分化転換を誘導するための、Oct4、Sox2、Klf4およびmiR302である多能性幹細胞因子をコードする核酸配列を含む。
特許番号
特許第6080871号
出願人
中国科学院広州生物医薬与健康研究院

培養装置及び培養方法

本発明は、ヒト多能性幹細胞の培養において遠心分離を必要とせずに継代を実現する手段を提供する。好ましい形態として、第1培養容器及び第2培養容器へそれぞれ供給及び排出する液体給排機構と、液体給排機構を制御する給排制御部を具備し、該液体給排機構にヒト多能性幹細胞が培養された上記第1培養容器から培地を流出させる工程、培地が排出された該第1培養容器に剥離液を流入させる工程、該第1培養容器から剥離液を流出させる工程と、剥離液が排出された該第1培養容器に培地を流入させて細胞を剥離する工程と、該第1培養容器から細胞懸濁液を流出させ、該細胞懸濁液に含まれる細胞塊を崩壊させる工程と、崩壊された細胞塊を含む該細胞懸濁液を上記第2培養容器へ流入させ移動させる工程と、細胞懸濁液が流入された該第2培養容器において細胞が第2培養容器に十分に接着した後、該第2培養容器の培地を交換する工程とを実行する、ヒト多能性幹細胞の培養装置に関する。
特許番号
-
出願人
京都大学、ほか

多能性幹細胞の遺伝子ターゲティング方法

本発明は、バルプロ酸またはその誘導体で多能性幹細胞を処理する工程を含むことを特徴とする多能性幹細胞での効果的な遺伝子ターゲッティング方法に関する。
特許番号
-
出願人
(国研)医薬基盤・健康・栄養研究所

人工多能性幹細胞から分化した肝細胞を含む細胞群から、肝細胞からなる細胞培養物を得る方法

本発明は、iPS細胞を死滅させるが肝細胞を維持および増殖することのできる培地を使用し、iPS細胞から分化誘導した肝細胞と未分化のiPS細胞とを含む細胞群から肝細胞を分別する方法に関し、該細胞群を血清または血清代替物質を含む一定の組成の培地で培養する工程を特徴とする。
特許番号
特許第6057418号
出願人
千葉大学

インビトロでの肝臓への分化

本発明は、肝臓病を有する個体由来のiPS細胞から肝細胞への分化を誘導する方法に関し、以下の工程を含む:(1)iPS細胞集団を所定の内胚葉誘導培地中で培養し、前方胚体内胚葉細胞集団を生成する工程、および(2)得られた前方胚体内胚葉細胞集団を所定の肝誘導培地中で培養し、当該肝臓病の表現型を示す肝臓前駆細胞の集団を生成する工程。
特許番号
特許第6063383号
出願人
ケンブリッジ エンタープライズ リミティッド

網膜層特異的神経細胞を製造する方法

本発明は、下記工程(1)-(3)により霊長類多能性幹細胞由来の網膜組織を製造し、さらに、製造された網膜組織に含まれる網膜前駆細胞にNotchシグナル阻害物質を接触させることを特徴とする網膜層特異的神経細胞の製造方法に関する:(1)霊長類多能性幹細胞をWntシグナル阻害物質を含む無血清培地中で浮遊培養することにより霊長類多能性幹細胞の凝集体を形成させる工程、(2)工程(1)で形成された凝集体を基底膜標品を含む無血清培地中で浮遊培養する工程、および(3)工程(2)で培養された凝集体を、SHHシグナル作用物質を含む血清培地中で浮遊培養する工程。
特許番号
特許第6067232号
出願人
住友化学株式会社、ほか

幹細胞における腫瘍化原因細胞の除去方法

本発明は、少なくとも1つのウイルスの複製またはアセンブリに必須の因子をコードする遺伝子のプロモーターがテロメラーゼ逆転写酵素またはサバイビンのプロモーターで置換されているウイルスベクターを含有する、多能性幹細胞から分化誘導された細胞集団内に残存する未分化細胞および/または腫瘍化の原因となる細胞を選択的に殺傷する殺傷剤に関する。
特許番号
特許第6037393号
出願人
鹿児島大学

網膜神経節細胞の作製方法

本発明は、以下の工程(i)-(iii)を含む軸索が伸長した網膜神経節細胞の作製方法に関する;(i)多能性幹細胞を浮遊培養して網膜前駆体細胞に分化誘導する工程、(ii)工程(i)で得られた網膜前駆体細胞を浮遊培養して網膜神経節細胞に分化誘導する工程、および工程(ii)で得られた網膜神経節細胞を接着培養して軸索を伸長させる工程。
特許番号
特許第6039128号
出願人
(国研)国立成育医療研究センター、ほか

角膜内皮細胞の製造方法

本発明は、iPS細胞由来神経堤幹細胞、角膜実質由来神経堤幹細胞、又は皮膚由来多能性前駆細胞を、ROCK阻害剤、GSK3阻害剤、及びレチノイン酸を含む分化誘導培地で培養する工程を含む、幹細胞から角膜内皮細胞を製造する方法に関する。
特許番号
特許第6041270号
出願人
(学)慶応義塾

細胞増殖抑制剤

本発明は、キシロースを有効成分として含む霊長類由来多能性幹細胞の維持用培地に関する。
特許番号
特許第6042099号
出願人
(株)ブルボン

ヒト多能性細胞培養のための簡易基本培地

本発明は、非ヒト動物由来成分を含まないアルブミン不含限定培地であり、ヒト多能性幹細胞増殖を支持するのに十分な量の、水、塩類、アミノ酸、ビタミン類、グルコース、インスリン、FGF、セレン、トランスフェリン、ならびにTGF-βまたはNODALを含むアルブミン不含培地、該アルブミン不含培地と接触させる工程を含むヒト多能性幹細胞の培養方法、ならびに該アルブミン不含培地中で凍結させる工程を含むヒト多能性幹細胞の凍結保存方法に関する。
特許番号
特許第6043999号
出願人
ウィスコンシン アラムニ リサーチ ファンデーション

幹細胞の安定的維持、複製を制御するためのペプチジルプロリルイソメラーゼPin1の利用

本発明は、Oct4、Sox2、Klf4及びc-Mycを含む初期化因子を体細胞に形質導入することにより、体細胞から高効率で人工多能性幹細胞を作製する方法に関し、体細胞におけるペプチジルプロリルイソメラーゼPin1の発現を亢進させる工程を含む。
特許番号
特許第6044932号
出願人
横浜市立大学

iPS細胞由来血管前駆細胞シート及びその作製方法

本発明は、以下の工程(1)-(4)を含むiPS細胞由来血管前駆細胞シートの作製方法に関する;(1)磁気ラベルしたiPS細胞由来Flk-1陽性細胞を用意する工程、(2)I型コラーゲン、ラミニン、IV型コラーゲン及びエンタクチンを有効成分として含むゲル材料と前記Flk-1陽性細胞との混合物を培養容器に播種する工程、(3)磁力を作用させることによって、前記混合物中の前記Flk-1陽性細胞を前記培養容器の培養面に引き寄せ、多層の細胞層を形成させる工程、および(4)前記ゲル材料をゲル化させる工程。
特許番号
特許第6048839号
出願人
名古屋大学

幹細胞から外胚葉系細胞への分化誘導剤

本発明は、フコイダンを有効成分として含有する多能性幹細胞から外胚葉系細胞への分化誘導剤、ならびに該分化誘導剤を含有する眼疾患の治療・予防用の医薬品に関する。
特許番号
特許第6050033号
出願人
日本メナード化粧品(株)

ヒト胚性幹細胞の分化

本発明は、細胞集団の90%超の細胞がPDX1及びNKX6.1を共発現し、かつ膵臓内胚葉系に特徴的なマーカーを発現する細胞集団を生成する方法に関し、該方法は、(a)多能性幹細胞集団を胚体内胚葉系に特徴的なマーカーを発現する細胞集団へ分化させる工程、および(b)得られた細胞集団を、一定の群から選択されるプロテインキナーゼC活性化因子およびBMP阻害因子を含む培地中で、前記膵臓内胚葉系に特徴的なマーカーを発現する細胞集団へ分化させる工程を含み、生成された細胞は動物に移植された場合にさらにインビボでインスリン分泌細胞に分化する。
特許番号
特許第6050225号
出願人
ヤンセン バイオテツク,インコーポレーテツド

幹細胞からインスリン産生細胞への分化誘導を促進する低分子化合物および該化合物を用いた幹細胞からインスリン産生細胞への分化誘導方法

本発明は、ドーパミン代謝阻害剤およびセロトニン代謝阻害剤からなる群より選ばれる少なくとも一つの化合物(好ましくはレセルピンまたはテトラベナジン)を含む、哺乳類動物由来の幹細胞からインスリン産生細胞を分化誘導する分化誘導促進剤に関する。
特許番号
特許第6051378号
出願人
熊本大学、ほか

アロNKT細胞を用いた免疫療法およびそのためのT細胞抗原受容体(TCR)遺伝子のα鎖領域が均一なVα-Jαに再構成されている細胞および該細胞由来NKT細胞のバンキング

本発明は、T細胞抗原受容体遺伝子のα鎖領域がNKT細胞受容体特異的な態様で均一なVα-Jαに再構成されている細胞(該細胞がヒトNKT細胞由来iPS細胞である場合を含む)をin vitroで分化させることにより得られたNKT細胞を含有する免疫細胞療法剤に関し、該免疫細胞療法剤は、該NKT細胞とMHC遺伝子座のうち少なくとも1座のジェノタイプが一致しない同種異系個体を投与対象とすることを特徴とする。
特許番号
-
出願人
(国研)理化学研究所

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