周辺特許情報
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角膜細胞の作製方法および該角膜細胞を含む細胞集団
本発明は、ヒト多能性幹細胞を角膜線維芽細胞馴化培地において細胞外マトリックス成分を含む固体表面で培養することを含む、ヒト角膜上皮細胞集団の作製方法に関し、前記角膜線維芽細胞馴化培地は、角膜を分散化剤と共にインキュベーションし、単離された角膜線維芽細胞を抽出し成長培地中で増殖させ、角膜線維芽細胞の細胞集団が約80-100%の密度に到達したときにマイトマイシンによって細胞の増殖を停止したのちインスリン、ヒドロコルチゾンおよびEGFを含む成長培地でインキュベーションし、単層物を形成する角膜線維芽細胞の培養物から前記成長培地を回収することにより調製されることを特徴とする。
- 特許番号
- 特許第6139410号
- 出願人
- テクニオン リサーチ アンド ディベロップメント ファウンデーション リミテッド、ほか
ヒト多能性幹細胞を採取および継代するための配合物および方法
本発明は、ヒト多能性幹細胞またはヒト間葉系幹細胞の採取およびその後の継代のための配合物に関し、該配合物は1~30 mmol/lのクエン酸ナトリウム、203~316 mmol/のKCl、およびリン酸緩衝生理食塩水溶液を含み、150~1500mOsm/lのオスモル濃度であることを特徴とする。
- 特許番号
- 特許第6140149号
- 出願人
- ロンザ ウォカーズビル インコーポレーティッド
TGF-βシグナリング阻害剤および/またはY-27632による肝前駆細胞の誘導方法および製造方法、並びに当該肝前駆細胞から肝細胞の製造方法
本発明は、一定の遺伝子群から少なくともNANOG、OCT3/4、およびSOX2を発現し、さらに肝細胞で特徴的に発現している遺伝子であるDLK1、AFP、ALB、AAT、TTR、FGG、AHSG、FABP1、RBP4、TFおよびAPOA4からなる群より選択される少なくとも一つの遺伝子を発現する誘導肝幹細胞を、TGF-βシグナリング阻害剤もしくはTGF-β阻害剤、および/またはY-27632の存在下で培養し、前記誘導肝幹細胞を、肝細胞で特徴的に発現している一定の遺伝子群から選択される少なくとも1つの遺伝子に加えて胆管上皮細胞マーカーKRT7を発現する誘導肝前駆細胞へ分化させる方法に関する。
- 特許番号
- 特許第6124347号
- 出願人
- 石川 哲也
組織及び臓器の作製方法
本発明は、足場材料を用いることなく、未分化間葉系細胞とともに血管内皮細胞及び臓器細胞を培養して器官芽を形成させることを含む器官芽の作製方法に関し、前記器官芽は成熟することで器官に分化する構造体であることを特徴とする。
- 特許番号
- 特許第6124348号
- 出願人
- 横浜市立大学
多能性幹細胞の血管床細胞への分化のための方法
本発明は、以下の段階を含む多能性幹細胞を血管床細胞へ分化させるための方法に関する;(a)多能性培地中に単層の多能性幹細胞を提供する段階、(b)β-カテニンおよび/またはWntシグナル伝達および/またはヘッジホッグ(HH)シグナル伝達を活性化する低分子を添加した刺激培地中で前記細胞を培養し、かつ該低分子が3-(3-アミノ-フェニル)-4-(1-メチル-1H-インドール-3-イル)-ピロール-2,5-ジオンである段階、および(c)誘導培地中で前記刺激された細胞を培養し分化を誘導する段階。
- 特許番号
- 特許第6124880号
- 出願人
- エフ.ホフマン-ラ ロシュ アーゲー
血小板の生成のための組成物および方法、およびそれらの使用の方法
本発明は、血小板減少症の治療に使用するための単離巨核球を生産する方法に関し、該方法は、(a)GATA-1アンチセンス、GATA-1 siRNA、GATA-1 shRNA、またはそれらをコードする核酸分子をヒト多能性幹細胞に送達し、GATA-1の発現を減少させ、GATA-1ノックアウトまたはノックダウン幹細胞を生成する工程、(b)前記GATA-1ノックアウトまたはノックダウン幹細胞をトロンボポエチンの存在下で培養し、自己複製する巨核球-赤血球前駆細胞(MEP)様細胞株(G1ME)を生成する工程、(c)前記G1ME細胞においてGATA-1を発現させ最終的な赤血球および巨核球に前記細胞を分化させる工程、および(d)工程(c)の前記細胞から巨核球を単離する工程を含むことを特徴とする。
- 特許番号
- 特許第6126004号
- 出願人
- ザ・チルドレンズ・ホスピタル・オブ・フィラデルフィア
幹細胞培養法
本発明は、一定の化合物群に関し、さらに該化合物と分離された幹細胞、前駆細胞または分化細胞を接触させることによって細胞生存を維持する方法に関する。
- 特許番号
- 特許第6127092号
- 出願人
- ザ スクリプス リサーチ インスティテュート
iPS細胞の高効率な樹立方法
本発明は、歯根部歯髄に由来する単離された細胞に核初期化物質を接触させることを含む、iPS細胞の製造方法に関する。該核初期化物質が、Oct3/4, Klf4およびSox2、またはOct3/4, Klf4、Sox2およびc-Myc, あるいはそれらをコードする核酸である場合を含む。
- 特許番号
- 特許第6128511号
- 出願人
- 日本大学
不整脈のリスクを判定する方法
本発明は、薬物開発状況において分子をスクリーニングするために実施される、以下の段階を含む、薬物誘導性不整脈のリスクを判定する方法に関する;(a)心筋細胞(iPS細胞に由来する場合を含む)を薬物と接触させる段階、(b)細胞収縮または電場電位のいずれかをモニタリングすることにより拍動率の不規則性を検出する段階、(c)不規則拍動比(IBR)を計算し、0.2に等しいまたはそれ未満のIBRが不整脈の低リスクを表すために使用される段階、および(d)予測催不整脈スコアを生じる薬物の臨床的有効最大血漿中濃度に対する20%を上回る不整拍動を生じる薬物の最低濃度の比を計算する段階。
- 特許番号
- 特許第6133210号
- 出願人
- エフ.ホフマン-ラ ロシュ アーゲー
骨再生剤
本発明は、以下の工程(1) および(2)を含む骨再生剤の製造方法に関する;(1)ES細胞、EG細胞、及びiPS細胞からなる群から選ばれる1種以上の幹細胞を骨芽細胞への分化誘導促進因子の存在下、0.01~1.00Hzで振盪培養することにより石灰化物を産生する細胞に分化誘導し、少なくとも石灰化物及び細胞外基質を含有する細胞凝集体を得る工程、及び(2)前記工程で得られた細胞凝集体を不活性化処理する工程。
- 特許番号
- 特許第6133433号
- 出願人
- 大阪大学
多能性幹細胞の分化
本発明は、以下の工程(a)-(e)を含む多能性幹細胞から膵内分泌前駆細胞集団を誘導する方法に関する;(a)多能性幹細胞集団を培養する工程、(b)前記多能性幹細胞を胚体内胚葉系に特徴的なマーカーを発現する細胞集団へと分化させる工程、(c)前記胚体内胚葉系に特徴的なマーカーを発現する細胞を原始腸管細胞集団へと分化させる工程、(d)前記原始腸管細胞集団を前腸後方の細胞集団へと分化させる工程、および(e)前記前腸後方の細胞集団を、CYP26A阻害剤を添加した培地で処理することにより前腸後方の細胞集団を膵内分泌前駆細胞集団に分化させる工程。
- 特許番号
- 特許第6133776号
- 出願人
- ヤンセン バイオテツク,インコーポレーテツド
ヒト胚性幹細胞の分化
本発明は、NKX6.1及びインスリンを共発現する、膵臓内分泌系に特徴的なマーカーを発現する細胞集団であって、グルカゴンを発現する細胞が前記集団の10%未満である細胞集団に関する。さらに、該細胞集団を以下の工程を含む方法で生成する方法に関する;(i)多能性幹細胞を胚体内胚葉系に特徴的なマーカーを発現する細胞へ分化させる工程、(ii)工程(i)で得られた細胞を膵臓内胚葉系に特徴的なマーカーを発現する細胞へ分化させる工程、および(iii)工程(ii)で得られた細胞を、BMP阻害因子、TGFβ受容体シグナル伝達阻害剤、及びプロテインキナーゼC活性化因子を追加した培地で培養する工程。
- 特許番号
- -
- 出願人
- ヤンセン バイオテツク,インコーポレーテツド
内分泌前駆細胞、膵臓ホルモン発現細胞及びそれらの製造方法
本発明は、膵臓内胚葉系統に特徴的なマーカーを発現し、膵臓十二指腸ホメオボックス1(PDX1)またはNKX6転写因子関連遺伝子座1(NKX6.1)を発現する細胞集団に関する。該膵臓内胚葉細胞はヒト多能性幹細胞から誘導されても良い。
- 特許番号
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- 出願人
- ヴィアサイト,インコーポレイテッド
PDX1発現性内胚葉
本発明は、ヒトPDX1陽性膵臓内胚葉細胞およびヒト胚体内胚葉細胞を含む細胞培養物であって、ヒト胚体内胚葉細胞の95個ごとに、ヒトPDX1陽性前腸内胚葉細胞が少なくとも5個存在する細胞培養物に関する。該細胞培養物は、レチノイド、あるいはTGFβスーパーファミリーのノーダル/アクチビンサブグループの増殖因子を含んでもよい。
- 特許番号
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- 出願人
- ヴィアサイト,インコーポレイテッド
幹細胞の作製と維持
本発明は、多能性を維持しつつ少なくとも1回の細胞分裂が可能なように多能性細胞を培養する方法に関し、十分な量の(a) ALK5阻害因子、(b)MEK阻害因子、Erk阻害因子、p38阻害因子、およびFGF受容体阻害因子のうちの1つまたは複数から選択される第2の化合物、および(c)十分な時間にわたる十分な栄養素の存在下で、多能性動物細胞を培養する工程を含む。
- 特許番号
- -
- 出願人
- ザ スクリプス リサーチ インスティテュート
多能性幹細胞の培養方法
本発明は、細胞接着性最小アミノ酸配列(RGD配列、GAGAGS配列、またはIKVAV配列である場合を含む)を1分子中に少なくとも1個有するポリペプチドの存在下で培養する工程を含む多能性幹細胞の培養方法に関する。本発明の方法により、高価な増殖因子を用いることなく多能性幹細胞を大量に培養することができる。
- 特許番号
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- 出願人
- 田畑 泰彦、ほか
ラミニンフラグメント含有培地を用いる細胞培養方法
本発明は、インテグリン結合活性を有するラミニンフラグメントを含む培地を用いて細胞を培養する工程を含み、細胞を培養容器に播種する前にラミニンまたはラミニンフラグメントを培養容器にコーティングする工程を含まないことを特徴とする、細胞培養方法に関する。
- 特許番号
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- 出願人
- 京都大学
がんの非ヒトモデル動物及びその作製方法、がん幹細胞及びその製造方法
本発明は、ある臓器・組織の細胞に分化誘導する培地に不死化細胞の培養上清を添加して多能性幹細胞を培養することにより特定の臓器・組織の特性を有するがん幹細胞を作製し、前記がん幹細胞を非ヒト哺乳動物に移植して、前記がん幹細胞と同じ特定の臓器・組織にがんを作製することにより得ることができるがんの非ヒトモデル動物に関する。
- 特許番号
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- 出願人
- 岡山大学
霊長類多能性幹細胞の造血系統細胞への分化
本発明は、霊長類多能性幹細胞を含む第一の細胞集団、第一の細胞集団の一部のインビトロで分化した子孫である未熟樹状細胞を含む第二の細胞集団、ならびにGM-CSFおよびBMP-4を含む培養培地、とを含むインビトロの細胞培養物に関する。さらに、成熟樹状細胞をインビトロで生産するためのシステムに関する。
- 特許番号
- 特許第6106705号
- 出願人
- アステリアス バイオセラピューティクス インコーポレイテッド
多能性(pluripotency)を有する幹細胞の培養方法
本発明は、細胞間接着阻害物質であるボツリヌス菌神経毒素複合体におけるヘマグルチニンの存在下で細胞培養することを含む、多能性を有する幹細胞の培養方法、多能性を有する幹細胞の培養中に発生した又は発生しうる未分化状態を脱した細胞の除去方法、ならびに多能性を有する幹細胞の未分化状態を維持する方法に関する。
- 特許番号
- 特許第6112514号
- 出願人
- 大阪大学
軟骨損傷を修復するために遺伝子改変を伴わずに細胞を再プログラミングするための組成物および方法
本発明は、エフェクタードメインであるSox9ならびにSox9と少なくとも90%以上のアミノ酸配列同一性を有するその相同配列、ならびに形質導入ドメインを含有する、出発細胞を軟骨形成細胞へ再プログラミングするための形質導入可能物質に関する。
- 特許番号
- 特許第6113160号
- 出願人
- ヴィヴォスクリプト,インコーポレイテッド、ほか
幹細胞の状態を同定する方法
本発明は、培養状態の幹細胞を経時的に撮像し、当該幹細胞の状態(最終的に分化するまでの時間)を検出するため、Nanog遺伝子の発現の経時的プロファイルを該Nanog遺伝子の発現を可視化するルシフェラーゼの発光画像に基づき解析することを含む、幹細胞の状態を同定する方法に関する。
- 特許番号
- 特許第6116226号
- 出願人
- オリンパス(株)
オレキシンニューロンの誘導法
本発明は、多能性幹細胞または神経前駆細胞をN-アセチル-D-マンノサミンの存在下で培養する工程を含む、オレキシンニューロンの製造方法に関する。
- 特許番号
- 特許第6120223号
- 出願人
- 東京大学
自動培養システム及び自動培養装置
本発明は、細胞の密閉容器を搬送する搬送部、ならびに該密閉容器を受取り、取出した細胞を培養する隔離エリア内に設けられた自動培養装置を備え、該搬送部は天井に設けられたレールに該密閉容器を保持する保持部を有し、該隔離エリアは複数のエリアに隔離部材で区切られ、該複数のエリアはiPS細胞樹立エリア、iPS細胞培養エリア、分化細胞培養エリア、ならびにこれら各々を繋き少なくとも隔離部材で区切られた2つのエリアをもち、前記天井はこれら2つのエリアの天井からなることを特徴とする自動培養システムに関する。
- 特許番号
- 特許第6121299号
- 出願人
- 東京エレクトロン(株)
幹細胞の増殖及び誘導用の培地
本発明は、MUC1*活性化リガンドを含むことを特徴とする、細胞(幹細胞である場合を含む)を維持及びより未熟な状態へ誘導する培養培地に関する。
- 特許番号
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- 出願人
- ミネルバ バイオテクノロジーズ コーポレーション
患者由来の人工多能性幹細胞由来の心筋細胞および使用方法
本発明は、心疾患関連の治療用候補薬剤のスクリーニング方法に関し、該心疾患関連の突然変異をコードする対立遺伝子を含むヒトiPS細胞から分化させた心筋細胞と該候補薬剤を接触させる工程、および該候補薬剤の形態学的、遺伝学的または機能的なパラメータに対する効果を決定する工程を含む。
- 特許番号
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- 出願人
- ザ ボード オブ トラスティーズ オブ ザ レランド スタンフォード ジュニア ユニバーシティー
ヒトフィーダー細胞を用いた多能性幹細胞の分化
本発明は、ヒト多能性幹細胞を分化させる方法において、(a)前記ヒト多能性幹細胞を培養する工程、(b)工程(a)の後の多能性幹細胞を、ヒト膵臓由来間質細胞層上に蒔く工程、(c)前記多能性幹細胞の分化を促進する少なくとも1つの因子で工程(b)の後の前記ヒト膵臓由来間質細胞層上の前記多能性幹細胞を処理して、膵内胚葉系譜または膵内分泌系譜に特有のマーカーを発現する細胞に分化させる工程を含み、前記膵内胚葉系譜に特有のマーカーを発現する細胞が胚体内胚葉系譜に特有のマーカーを発現する細胞から分化され、前記膵内分泌系譜に特有のマーカーを発現する細胞が前記胚体内胚葉系譜に特有のマーカーを発現する細胞から分化された前記膵内胚葉系譜に特有のマーカーを発現する細胞から分化される方法に関する。
- 特許番号
- 特許第6087043号
- 出願人
- ライフスキャン・インコーポレイテッド
新規ドーパミン産生神経前駆細胞マーカー
本発明は、ドーパミン産生神経前駆細胞を含有する細胞集団を用意する工程および該細胞集団からLrtm1が陽性であることを指標としてドーパミン産生神経前駆細胞を抽出する工程を含む、ドーパミン産生神経前駆細胞の製造方法に関する。前記の抽出工程は、さらにcorinおよび/またはLmx1aが陽性であることを指標としても良い。
- 特許番号
- 特許第6090937号
- 出願人
- 京都大学、ほか
生体組織から単離できる多能性幹細胞
本発明は、生体の間葉系組織又は培養間葉系細胞に外的ストレス刺激を行い、当該外的ストレスに耐性の細胞以外の細胞を死滅させ、生き残った細胞を回収することを含む、以下の性質(i)~(vi)を全て有する、SSEA-3陽性CD105陽性の多能性幹細胞を9%以上含む画分を製造する方法に関する;(i)SSEA-3陽性、(ii)CD105陽性、(iii)テロメラーゼ活性が低い又は無い、(iv)三胚葉に分化する能力を持つ、(v)腫瘍性増殖を示さない、および(vi)セルフリニューアル能を持つ。
- 特許番号
- 特許第6092357号
- 出願人
- 出澤 真理、ほか
幹細胞の作製と維持
本発明は、多能性を維持しつつ少なくとも1回の細胞分裂が可能なように多能性細胞を培養する方法に関し、十分な量の(a)ALK5阻害因子、(b)MEK阻害因子、(c)GSK3β阻害因子、(d)白血病抑制因子(LIF)、ならびに(e)十分な時間にわたる十分な栄養素の存在下で、多能性動物細胞を培養する工程を含む。
- 特許番号
- 特許第6093110号
- 出願人
- ザ スクリプス リサーチ インスティテュート
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