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幹細胞の分化状態の判定方法及びこれに用いられる新規な分化マーカー
公開日 | 2016/02/25 |
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発明者 | 林田 幸信 |
出願人 | 富士フイルム和光純薬(株) |
発明の名称 | 幹細胞の分化状態の判定方法及びこれに用いられる新規な分化マーカー |
発明の概要 (産業上の利用分野等) |
本発明は、iPS細胞又はES細胞の分化状態の判定方法に関し、分化誘導処理を施した又は未分化状態を維持する処理を施したiPS細胞又はES細胞のFOXB2 mRNAを検出し、下記(1)又は(2)の方法により判定を行うことを特徴とする;(1)分化誘導処理後又は未分化状態を維持する処理後7日目までにFOXB2 mRNAが検出された場合に、その細胞が分化した状態であると判定する;又は(2)(i)未分化状態であることを確認した対照のiPS細胞又はES細胞のFOXB2 mRNAを検出し、分化誘導処理後又は未分化状態を維持する処理後7日目までの被検細胞のFOXB2 mRNAの検出量が、対照のiPS細胞又はES細胞のFOXB2 mRNAの検出量より多い場合に、該iPS細胞又は該ES細胞は分化した状態であると判定する。 |