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多能性幹細胞からの腎臓誘導法

公開日 2015/04/23
発明者 西中村 隆一、ほか
出願人 熊本大学
発明の名称 多能性幹細胞からの腎臓誘導法
発明の概要
(産業上の利用分野等)

本発明は、哺乳動物由来の多能性幹細胞から後腎ネフロン前駆細胞を分化誘導する方法に関し、(a)該多能性幹細胞から誘導された胚様体を、高濃度(濃度A)のWntアゴニストおよび場合によりさらにBMPを含有する培地で培養する工程、(b)前記胚様体を、BMPおよび中濃度(濃度B)のWntアゴニストを含有する培地で培養する工程、および(c) 前記胚様体を、FGFおよび低濃度(濃度C)のWntアゴニストを含有する培地で培養する工程をその順で含む(濃度A>濃度B>濃度C、かつ濃度Aは濃度Cの少なくとも5倍)ことを特徴とする。