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ヒト胚性幹細胞の分化

公開日 2015/04/09
発明者 レザニア・アリレザ
出願人 ライフスキャン・インコーポレイテッド
発明の名称 ヒト胚性幹細胞の分化
発明の概要
(産業上の利用分野等)

本発明は、多能性幹細胞からグルコース刺激インスリン分泌能を有する細胞を製造する方法に関し、(i)多能性幹細胞をアクチビンA及びWnt-3aを含む培地中で胚体内胚葉細胞に特徴的なマーカーを発現する細胞に分化させる工程、(ii)工程(i)で得られた細胞を、先にシクロパミン、並びに、FGF-2、FGF-4、FGF-7、及びFGF-10からなる群から選択される少なくとも1種類のFGFを含む培地中で培養した後、前記細胞をシクロパミン、FGF-2、FGF-4、FGF-7、及びFGF-10からなる群から選択される少なくとも1種類のFGF、並びに、ネトリンを含む培地中で培養することにより、膵臓内胚葉細胞に特徴的なマーカー(該マーカーの少なくとも1つは、NGN-3、ニューロD、Islet-1、PDX-1、PAX-4、及びNKX2.2からなる群から選択される)を発現する細胞に分化させる工程、(iii)工程(ii)で得られた細胞を、エキセンジン-4及びDAPTを含む培地中で培養して、膵臓内分泌細胞に特徴的なホルモンを発現する細胞に分化させる工程を含む。