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多能性幹細胞に由来するインスリン産生細胞

公開日 2012/06/21
発明者 レヴェル ミシェル、ほか
出願人 カディマステム リミテッド
発明の名称 多能性幹細胞に由来するインスリン産生細胞
発明の概要
(産業上の利用分野等)

本発明は、ヒト多能性幹細胞から島細胞または島前駆細胞を作製しインスリン産生細胞を選択する方法に関し、(a)グルコースを含む分化培地において多能性幹細胞を内胚葉細胞へ分化させる工程、(b) FGF10、bFGF、及びFGF7からなる群から選択される成長因子、フォルスコリン、及びレチノイン酸及びグルコースを含む培地において前記内胚葉細胞からPdx-1陽性細胞を得る工程、(c)グルコース、そしてニコチンアミド、GLP-1、及びエキセンディン4からなる群から選択される成熟因子を含む培地において前記Pdx-1陽性細胞を培養し島細胞又は島前駆細胞を作製する工程、(d)前記島細胞又は島前駆細胞を分散させる工程、(e)前記島細胞又は島前駆細胞を、EpCAMに結合する作用物質と接触させる工程、(f)前記作用物質に結合する細胞を選択して、インスリン産生細胞を作製する工程、および(g)インスリンを産生する前記分散した島細胞又は島前駆細胞を再凝集させる工程を含む。