特許ポートフォリオ

核酸配列増幅方法

管理番号 AJ172
出願番号
(出願日)
PCT/JP2016/055314(2016/2/23)
公開番号
(公開日)
WO2016/136766(2016/9/1)
優先権主張番号
(優先日)

特願2015-033432 (2015/02/23)

特許番号

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発明者 斎藤通紀、ほか
出願人 国立大学法人京都大学
発明の名称 核酸配列増幅方法
発明の概要
(産業上の利用分野等)

本発明は、次世代シーケンサーを用いて少数細胞または単一細胞レベルでmRNA定量解析を行うのに用いるcDNA集団を調製するための核酸配列増幅方法に関する。具体的には、該方法は、(a)任意の付加核酸配列X、ポリT配列、生物学的試料から単離したmRNA配列、ポリA配列および任意の付加核酸配列Yの順で構成される2重鎖DNAを鋳型とし、5'末端にアミンを付加した任意の付加核酸配列X(およびポリT配列)からなる第1のプライマーと、任意の付加核酸配列Y(およびポリT配列)からなる第2のプライマーとを用いて、該核酸配列およびポリT配列を増幅する工程、(b)工程(a)で得られた2重鎖DNAを断片化する工程、( c)工程(b)で得られた断片化2重鎖DNAの5'末端をリン酸化する工程、(d)工程( c)で得られた5'末端リン酸化2重鎖DNAを鋳型として、任意の付加核酸配列Zおよび前記付加核酸配列Y(およびポリT配列)からなる第3のプライマーを用いてcDNAを調製し、その3'末端へアデニン(A)を付加する工程、(e)工程(d)により得られた2重鎖DNAへ、3'末端にチミン(T)をオーバーハングで有する任意の配列Vを含む2重鎖DNAを連結させる工程、および(f)工程(e)により得られた2重鎖DNAを鋳型として、前記配列Vを含む第4のプライマーと、前記付加核酸配列Z(および前記の付加核酸配列Y)を含む第5のプライマーとを用いて、該2重鎖DNAを増幅する工程を含む。

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更新日 2019/6/5
関連出願情報
(外部リンク)
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/PU/WO-A-2016-136766/FA9CADE23B30BB028D35A54D49F0474353C4010EC84CA301B12CF088F4A630F4/50/ja